血中のコレステロール濃度が高すぎるとさまざまな
弊害をもたらすことが知られています。
血管壁の弾力性えおなくして動脈硬化をひきおこしたり
血管壁にとりついて血液を通りにくくすることで、
心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因にもなります。
コレステロールを正常値に保つことは
成人病予防にとって大切なことですが、
一度高くなったコレステロール値は容易にはさがりません。
バランスのとれた食事とストレスの無い生活
適度な運動がよいことはわかっていても、実行するとなるいと
難しいのが現代社会に生きる私たちの宿命です
ところが、九州大学農学部の菅野教授が、実験用の
ラットを使った実験でやっかいなコレステロールを
下げる作用がキトサンにあることを明らかにしたのです。
ラットにコレステロールを多く含んだエサを与え、
キトサン、セルロース(コレステロールを下げる作用のない
食物繊維)ペクチン(コレステロールを下げる作用のある
食物繊維)をそれぞれ投与した検察群を比較した結果
①セルロースを与えたラットの血中コレステロールは、
急激に上昇した。
②キトサンを与えたラットの血中コレステロールは
ほとんど上昇しなかった。
③ペクチンと比べて、キトサンのほうがより成果があった
さらにキトサンは血管壁からコレステロールを取り除き
肝臓に運んでくれる善玉コレステロール(HDLコレステロール)
を上昇させ、血管壁に取り付き、血液の流れを
悪くする悪玉コレステロール(LDHコレステロール)を低下
させるという報告もあります。
そして降コレステロール作用はキトサンの精製度が高い
ほど強いことも分かってきました。
この降コレステロール作用は93年になって人間でも成果
があることが、確認されています。
2012-07-05 11:15
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