小細胞肺癌(NSCLC)に対し、ペメトレキセドとプラチナ
製剤の併用療法、およびペメトレキセドによる維持療法は
、海外での臨床試験でその有用性が検証されています。
しかし、日本における明確なエビデンスは、これまでありませんでした。
今回、非扁平上皮NSCLCを対象に国内で実施された
JACAL(Japanese Alimta and Carboplatin followed by Alimta)
試験の18カ月フォローアップで、ペメトレキセドとカルボプラチン併用
による導入療法の後にペメトレキセドの維持療法を行うことで、
無増悪生存期間(PFS)中央値5.6カ月、全生存期間(OS)中央値
が20カ月を超えるという、良好な成績が得られることが明らかになりました。
本試験の結果の全体をみると、ペメトレキセドとカルボプラチンの併用療法は、日本においても標準治療の1つと考えることができます。
2012-08-27 14:03
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