こちらのコーナーでは キトサンの学術的文献を載せてみようと思います
関連者様等 活用の一助になれば
という思いです。
ではまず 動物の分野で
創傷治癒効果を有することは
知られているが、そのメカニズムについては不明な点が多い、
キチンおよびキトサンを綿、スポンジ、粉末、ポリエスエステル
不織布との複合体等に加工し、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、における
臨床例にしようすることにより、
発赤、熱感、疼痛 などの副作用がなく、
鎮痛効果、良好な肉芽組織の増生とキチンについては
上皮形成、キトサンキトサンについては
化膿防止にすぐれ瘢痕形成のみられない
皮膚再生を伴う創傷治癒効果が報告されているが
創傷治癒の観点から哺乳動物を中心として
キチン、キトサンの動物への親和性について紹介する
なお生体にとって好ましい現象をもたらす要因を生体親和性があるとした・
動物が損傷を受けた場合、自己修復する能力を有するが、その機能を次のようにまとめることができる。
① 出血とほぼ同時に起こる血小板の活性化による血栓の形成による止血
② 出血した血液の凝血塊の形成による離断組織間隔の充填
③ フィブリンネットの形成による皮下マトリックスの連結
④ 損傷を受けた周囲の血管内皮細胞表面における白血球接着因子の発現ばらびに
炎症性細胞の動員と活性化
⑤ 血管の透過性の亢進による血漿の浸出
⑥ マクロファージの遊走と異物巨細胞化
⑦ 細胞のオプソニン化と貪食細胞による捕食
⑧ 壊死組織の自己浄化
⑨ 線維芽細胞の活性化によるコラーゲンの産生
⑩ 遊走細胞から生理的活性物質の産生
⑪ 血管新生による組織への酸素供給
⑫ 良性肉芽組織の形成
⑬ 筋線維芽細胞による創の縮小
⑭ 上皮細胞の再生と再表皮化
⑮ 過剰肉芽組織の吸収
これらの機能の欠損は部分的であっても、外敵の侵入をもたらし、創傷は治癒しない
キチン、キトサンがこれらの因子のいくつかを促進し、さらに創傷治癒の基本的な機能
を阻止しないとすれば、
生体にとってすばらしい生体親和性を有した物質といえる。
血栓 血小板 疼痛 自己浄化 発赤 熱感 臨床例 生体親和性 凝血塊 フィブリンネットの形成 皮下マトリックスの連結 白血球接着因子 炎症性細胞 貪食細胞 細胞のオプソニン化 壊死組織 コラーゲンの産生 線維芽細胞の活性化 血管新生 筋線維芽細胞 上皮細胞の再生 過剰肉芽組織の吸収
2012-09-26 11:19
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