肝臓がんは、手術でとれるものは摘出するというのが第一選択肢です。しかし、肝機能が低下していたり、がん細胞が散らばっていたりすると手術はできません。そのような場合には、がん組織に直接針を刺してエタノールを注入したり、電磁波によって熱を発生させてがん細胞を死滅させたりという方法をとります。
それでも厳しい場合は、肝動脈に抗がん剤を注入するという方法があります(肝動脈塞栓法)。
効果は、手術で病巣が摘出できた場合は5年生存率でみると60数%、手術ができずにエタノール注入をするような進行具合だと55%程度、肝動脈塞栓法をしなければならない場合には20数%に低下します。
2011-10-07 11:46
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