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この習慣が、ガンにかかる危険性!










いずれにしても、少なくともタバコを吸わなければ肺ガンの危険度は低くなります。また、喫煙習慣は他の習慣である酒、コーヒーなど刺激物の嗜好などと結びついているので、両社の相乗効果で、ガンになる危険性もかわってきます。

結局、タバコをすえば、アルコールがほしくなり、コーヒーを飲みたくなりますし、その逆に、アルコールやコーヒーを飲むとタバコを吸いたくなります。喫煙者の多くは食事の時に刺激物を好み、食事の間にコーヒーをすすり、夜はアルコールを求めます。

この習慣が、ガンにかかる危険性を高めているとも言われています。タバコを長年吸いつづけても肺がんに成りやすい人と成りにくい人がいますタバコのタール成分に含まれる強力な発がん物質にさらされたら、体内で発ガン物質を活性化したり、逆に発ガン物質を無毒化する機能に個人差がありその結果としてガンになる危険度に個体差を生じるのではないかとされています。

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がんを根こそぎ切除










がんを根こそぎ切除して、体にがんは残っていないと考えるわけですから、治癒切除の場合は理論的にはがんの再発は起こらないはずです。当初の治療は原発腫瘍とそこから散らばった多くの細胞を破壊するためのものでした。

しかし、このような治癒切除でも10-20%は5年以内に再発しているという事実があります。例えば肝臓がんが肺に再発した場合には、肺ガンではなく肝臓がんが肺へひろがったものです。

ガンの再発は原発腫瘍から、分離して、散らばった細胞により始まる場合とリンパ系や血流に乗った細胞により始まる場合とがあります。しかし、少数の発見できなかったガン細胞が生き残っている場合、それらが後に増殖して再発として発見されることがあるわけです。

再発とは、根治すなわち完全に治ったと考えられていたか、少なくとも非活動的状態であった病気が、数ヵ月から数年を経て再び活動的になることを再発と呼びます。がん組織を十分な距離をおいて切除し、周囲のリンパ節を廓清し、他の臓器への転移が見つからなかった場合、その手術は治癒切除といいます。

たとえ原発巣が小さくても肉眼的に見える大きさになったがんは既に転移している可能性があり、転移巣が小さいうちは診断できませんので、手術で目に見える腫瘍を切除したつもりでも、再発する可能性があるという訳です。理由は、がんは血液やリンパ液に乗って離れた臓器に飛んで行き、そこで新たな腫瘍(転移)を形成する性質をもっているからです。

たとえ再発したガンが身体のどこに出現しても、再び出現したガンは原発腫瘍と同じ種類となります。

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BBPは切除不能進行再発大腸癌患者に必ず提示すべき情報










最近、大腸癌分野で最も大きな話題となったのは、
米国臨床腫瘍学会(ASCO2012)で発表された
ベバシズマブBeyond PD(BBP、
ベバシズマブ投与後の増悪例における
ベバシズマブ継続投与の効果)の
有効性が証明されたことでしょう。
無作為化第III相臨床試験、TML(ML18147)の結果です。



BBPでOS、PFSともに有意に延長

 切除不能進行再発大腸癌に対する
ファーストライン治療でベバシズマブを
含むレジメンを用いた後に病勢進行した場合、
セカンドライン治療で別の抗癌剤と
ベバシズマブを含むレジメンを使用すると、
ベバシズマブを継続しない場合と比べて、
全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)
を有意に延長できることが明らかとなりました。




 ML18147試験は、大腸癌(腺癌)であると
病理組織学的に確認された切除不能進行再発大腸癌患者で
、ファーストラインとして、ベバシズマブと標準的な化学療法
(オキサリプラチンベースかイリノテカンベース)を受けた後
に病勢進行した患者を、セカンドラインとしてファーストライン
と異なる化学療法とベバシズマブを併用する群(ベバシズマブ群)と、
化学療法のみを投与する群(化学療法群)に無作為に割りつけました。
主要評価項目はOS、副次評価項目はPFS、奏効率、安全性などでした。
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子宮体癌患者では傍大動脈リンパ節への転移が多く、RI・色素併用法による検索が有用










子宮体癌患者では、従来考えられていたよりも高率に
傍大動脈リンパ節領域へ転移している可能性があり、
この部位の転移検索には高感度でセンチネルリンパ節
が検出可能なRI・色素併用法が有用である。


慶応大学産婦人科の片岡史夫氏が、
21日まで東京都内で開催されていた第52回日
本婦人科腫瘍学会学術講演会で発表した。




 これまで早期子宮体癌患者では、
傍大動脈リンパ節(PAN)領域への転移頻度が低い
とされており、PAN領域におけるセンチネルリンパ節
の検出率に関する報告は少ない。




 
 片岡氏らは、色素法単独よりも高感度なRI・
色素併用法を用いて、PAN領域のセンチネルリンパ節
の検出率と転移頻度を検討した。





 対象は、2009年3月から2011年11月に
病理組織学的に子宮体癌と診断され、系統的
リンパ節郭清を含む手術を予定した、
術前の臨床進行期I~II期の患者51人。
手術進行期分類はI期が29人、II期は6人、III期は16人だった。



 手術前日は、子宮体部腫瘍の周囲に
99mTc-フチン酸コロイドを子宮鏡による直視下
で局所注射し、投与13-15時間後にリンパシンチグラフィ
ーを撮影した。術中は、γプローブで検出を行うRI法と
、術中にインドシアニングリーンを子宮体部漿膜下に
局注して観察する色素法を併用(31例)。
RI投与が実施不可能な施設では、
色素法単独で行った(20例)。
全例で、子宮全摘、両側付属器切除、
後腹膜リンパ節郭清を実施し、摘出リンパ節を病理学的に検討した。



 その結果、全ての患者(51例)でセンチネルリンパ節を検出できた。

 検出されたセンチネルリンパ節の平均個数は、
RI・色素併用法で6.0±2.0個、色素法単独で4.0±2.0個で、
RI・色素併用法でセンチネルリンパ節の検出個数が多い傾向が確認された。
センチネルリンパ節が検出された部位を見ると、
PAN326b2(右)、閉鎖節、外腸骨節の順に多かった。




 PAN領域のセンチネルリンパ節に限って解析すると、
センチネルリンパ節検出個数はRI・色素併用法で2.3±1.0個、
色素法で1.1±1.4個となり、色素法単独では
有意にセンチネルリンパ節の検出個数が少なかった
(p<0.05)。またPAN領域でセンチネルリンパ節が
検出できなかった患者の割合は、RI・色素併用法で3.2%、
色素法単独で40.0%だった(p<0.05)。




 センチネルリンパ節に転移を認めた12例中9例(75%)で
PANへの転移が確認され、そのうち7例の転移部位はPAN326b2(右)だった。



 片岡氏は、センチネルリンパ節転移のあった患者の75%で
PANへの転移が認められたことから、「微小転移を含めたPAN
への転移頻度は、従来考えられているよりも高い可能性があり、
PAN領域の転移検索は必要である」と指摘。その上で、
より高感度にセンチネルリンパ節を検出できたRI・色素併用法を用いて
、転移を検索することが望ましいとの考えを示した。



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がん と タバコ










欧米の研究では、がん全体の30%、特に肺がんの90%近くは喫煙が原因と考

 えられています。


 たばこは、肺がんをはじめ呼吸器・消化器系のがんと喫煙との間に因果関係

 があるとされています。


 さらに具体的には、肺がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん(扁

 平上皮がん)、膵臓がん、膀胱がん、腎臓(腎盂)がんがあげられています


 例えば肺がんでは、喫煙者のがんにかかるリスクが非喫煙者に比べて20倍

 以上と報告している研究もあります。


 また、胃がん、肝臓がん、子宮頸部がんは、それぞれ、ピロリ菌、肝炎ウイ

 ルス、パピローマウイルスという微生物感染との関連がありますが、それら

 の感染の影響を除いても喫煙と関連があるとされています。


 なお、大腸がん、女性の乳がんについては、関連があるのではないかと専門

 家の間でも議論が続いていますが、食事や運動、ホルモンの状況など他要因

 の影響が大きく、現時点では喫煙との関連があるとは言えないとされていま

 す。


 喫煙と関連があるがんについては、喫煙年数が長いほど、1日の喫煙本数が

 多いほど、また、喫煙開始年齢が若いほど、がんの危険性が高くなります。


 禁煙することにより、肺がんのリスクは減少し、禁煙後10年で、喫煙継続者

 に比べてリスクが1/3~1/2にまで減少します。





 いずれにしても、やはり、たばこは「百害あって一利なし」は、ガンにもあ

 てはまるようです。特にガンは影響が大きいようです。

 タバコはすわないほうがあきらかにいいでしょう。

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診断 肺がん










基本的には、自覚症状が少ない癌です。
特に、肺の末梢の末梢型の癌は、症
状がない場合が多いです。


まず、咳や(血)痰などの症状があり
2週間程度続くようであれば、最初
に胸のレントゲン検査をします。


風邪だと1週間程度で直ってしまいますが、
それ以上ですと、結核とか肺ガ
ンの疑いとするのが通例のようです。




 症状



基本的には、自覚症状が少ない癌です。
特に、肺の末梢の末梢型の癌は、症
状がない場合が多いです。


まず、咳や(血)痰などの症状があり、
2週間程度続くようであれば、最初
に胸のレントゲン検査をします。


風邪だと1週間程度で直ってしまいます
がそれ以上ですと、結核とか肺ガ
ンの疑いとするのが通例のようです。







検査



 次に、ガンかどうか、あるいはどのタイプの肺ガンかを顕微鏡で調べるた

 め、肺から細胞を集めます。通常は痰の中の細胞検査をします。


 具体的には、次のような検査を実施します。


 (画像検査)


  胸部X線写真、CT(コンピュータ断層写真→胸、腹 、MRI(核磁気共鳴)

  →脳、シンチグラム→骨


 (内視鏡検査)


  気管支ファイバースコープ(気管支鏡)

  中心型も末梢型も発見が可能です。


 (生検[組織をとる])


  細胞診、気管支鏡下、CT下、喀痰


 なお、とくに脳、他の部位の肺、肝、副腎、骨などへの転移の有無を調べる

 ことが重要とされています


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癌 について知る










小児がん

小児癌のリンク集です。小児癌に関連するサイト(ページ)を厳選してリンクしていますので、有益な情報をお探しいただけます。
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ガン(悪性腫瘍)とは?
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ガン(悪性腫瘍)をわかりやすく解説します
人間の体は、一部を除いて常に入れ替わっています。何が入れ替わるかというと「細胞」です。人間の体には、約60兆もの細胞があります。しかし、もとは精子と卵子が結合した受精卵という一つの細胞から分裂しています。精子と卵子の中にある遺伝子(生命情報)に基づいて、脳の細胞、肺の細胞、胃の細胞、皮膚の細胞と、各器官に適した細胞を作り上げていきます。

ガンは、本来そこにあるべきものとは違う細胞がどんどん増えていく病気です。それぞれの体の器官は、本来の役割をまっとうすべく、個々の細胞が集合しています。つまり、肺に胃の細胞ができて増え続けたら、肺の仕事ができなくなるので、それらはガンです。植物でも、根は根、茎は茎、葉は葉、ですよね。根に葉ができてしまったら、地中から水や養分を吸い上げれません。
 
ガン(悪性腫瘍)の特徴は、
 
1.人間の正常な新陳代謝(細胞の入れ替わり)に従わず、勝手に増殖を続ける
 
2.浸潤(周囲に拡がる)、転移(体の他の部位に血液やリンパを通って飛び散る)をする
 
3.終末期には悪液質(あくえきしつ)が見られる

悪液質:身体にとって必要な栄養分をガン細胞が横取りしてしまう、また、ガン細胞から毒性物質が出されることで、食欲低下、全身倦怠、体重減少がおこり、身体が衰弱する。



ガンはどうしてできるのか?


ガンは遺伝病ではありません
「うちはガンの家系だから…」「親がガンだったから、私もガンになるに違いない…」と、ガンはあたかも遺伝する病気だと思われている方も多いようです。ガンは遺伝子にキズがつくことから起こる病気ですが、遺伝病ではありません。(一部、遺伝病としてのガンもあります)
 
遺伝子というのは、細胞の形や機能をコントロールしています。一つの細胞には、人間の機能に必要な情報がすべてセットしてあります。その中で、脳の細胞は脳の働きのための、胃の細胞は胃の働きのための遺伝子だけがスイッチオンになっていて、作動するのです。
 
この遺伝子に何らかの原因でキズがつくと、秩序的な細胞の入れ替わりができなくなり、ガンになっていきます。正常な細胞には決められた周期があり、寿命があります。人間の体は一部を除いて常に入れ替わっています。、皮膚は28日、血液は約4ヶ月で全部新しくなります。
 
この入れ替わりも、遺伝子がコントロールしています。遺伝子には、生き物が生まれて、体を作って、維持して、一生を終える、という指令がすべて書き込まれています。細胞が入れ替わるためには、
  *細胞が分裂、増殖する→細胞活性化遺伝子(ガン遺伝子)
*役目を終えた細胞が自ら死ぬ→老化遺伝子(ガン抑制遺伝子)
という反対の働きを持った、いわばアクセルとブレーキのような関係の遺伝子がバランスよく働かなければなりません。この遺伝子にキズがつき、アクセルとブレーキが壊れて暴走しだすのが、ガンです。

次で詳しく述べますが、この遺伝子にキズがつくこと自体を完全に防ぐことはできません。したがって、ガン発生の大部分は後天的な要因によるものです

二段階発ガン説




ガンができるきっかけと増える原因
病気としてのガンになるまでには二つの段階があるといわれています(二段階発ガン説)。
 
1.細胞の遺伝子がキズつき、ガンの大元ができる(イニシエーション)
イニシエーター(初発因子)によって、細胞の遺伝子がキズつき、ガンの大元ができる。ただし、まだこの段階では「眠ったままのガン細胞」状態である。イニシエーターとしては、化学物質、放射線、紫外線、ウイルス、タバコなど。
 
2.大元のガンが大きくなっていく(プロモーションと免疫力の低下)
イニシエーションの状態の細胞を刺激し増殖させて、ガン(悪性腫瘍)にする。プロモーションに関与するものをプロモーター(促進因子)と呼ぶ。プロモーターは、食生活(35%)、タバコ(30%)、慢性感染症やウイルス(10%)という研究結果がある。また、本人の免疫力が低下することも、ガンを大きくする。食事、タバコだけでなく、過労、睡眠不足、ストレス、心の持ち方などが影響する。
 
第一段階の「細胞の遺伝子がキズつき、ガンの大元ができる」ことを、完全に防ぐことはできません。生きている限り、毎日自然発生しています。以下は「癌ー患者になった5人の医師たち」(角川ONEテーマ21)のなかで、昭和大学腫瘍分子生物学研究所所長の黒木登志夫氏が述べていることです。
 
「発ガン物質は、合成色素や食品添加物のように人工的な物質だと思われていますが、実は大部分が自然の産物なのです。人のガンでもっとも重要な発ガン物質はニトロソアミンという物質です。(中略) ニトロソアミンは、私たちの身のまわりにたくさんあります。ごく微量ですが食べ物にも含まれています。タバコにも多くのニトロソアミンが含まれています。それにも増して重要なのは、体内でニトロソアミンがつくられることです。それ自身には発ガン性のない亜硝酸と二級アミンの食べ合わせで、体の中で自然にできてしまうのです。都合の悪いことに、胃液はニトロソアミンをつくるのにとてもいい条件ときています。亜硝酸の材料はどこにでもあります。生野菜、一夜漬けの漬け物などが材料となりますが、これらを制限しても意味はありません。口中の細菌によって硝酸から亜硝酸がいつまでもつくられるからです。そして、その量は食物からとる量より多いのです。二級アミンは魚肉、魚卵に含まれます。研究が進むにつれて発ガン物質と一口にいってもさまざまで、ピンからキリまであることがわかってきました。私たちは、ごく自然に発ガン物質やガンの因子にとり囲まれて生活しているといっても、決して大げさではありません」
 
ただし、私たちは細胞の遺伝子についたキズを自分で修復する能力も持っています。細胞分裂のときに起こるコピーミス(突然変異=元の細胞とちがうものができてしまう)の回数は、人間の一生では10億~100億回起こる計算になるそうです。前出の黒木氏のような研究者の立場からすると、どうしてこんなにガンが少ないのか不思議だそうです。それほど人間にはすばらしい治癒能力、治癒システムが備わっているのです。
 
第二段階のプロモーション(病気としてのガンになるのを促進する)は、私たちの生活習慣に関係することが大きい。食生活、仕事などのライフスタイル、心の状態などです。つまり、ガンの大元が発生する第一段階を防ぐことはできないが、第二段階のガンが大きくなることを防ぐ手だてはあるということです。嗜好品や食生活の改善でプロモーターとの接触を避ける、仕事の仕方、睡眠、運動、心の持ち方などで免疫力を落とさない、あるいは活性化させることで、ガンに対抗できるのです。

多段階発ガン説

遺伝子研究の成果?
大腸ガンでは、ガンが発生し成長していく仕組みが遺伝子レベルで解かってきているものもあります。
 
▼ガン抑制遺伝子[APC遺伝子]の異常による正常細胞のポリープ化
            ↓
▼ガン遺伝子[K-ras遺伝子]の異常によるポリープの増大
            ↓
▼別のガン抑制遺伝子[P53遺伝子]の異常によるポリープのガン化
 
という三つの段階を経て、大腸ガンはできると解明されています。このような、ガンは複数の段階をたどって発生するという考え方を、「多段階発ガン説」と呼んでいます。ただし、このルートをたどらない大腸ガンもあるし、他のガンでは発ガン経路が不明のものも多いようです。
 
さて前項の「二段階説」と「多段解説」。遺伝子というミクロの世界を解明した「多段解説」を、最新の学説と支持する専門家もいますが、個人的には両者は別だとは思いません。たくさんあるなかの特定の遺伝子が関与していることはわかりました。しかし、「ある遺伝子の異常」をガンの原因と言うのはどうかと思います。なぜなら、結果的にガンを発生させる遺伝子の異常は現象であって、その異常を引き起こし、成長させてしまうものこそが本質的な「原因」だからです。そしてその多くは日常生活の中にあるのです。

ガンの成長と血管新生

ガンも大きくなるには栄養が必要
ガンも生きていくためには、栄養が必要です。また、老廃物も出ます。これらは、正常細胞と同じように、血液を介して供給、回収がなされます。ガンがまだ小さいうちは、既存の血管を正常細胞と共同で使います。しかし、だんだん大きくなってくると、それでは間に合わないので、自分専用の血管を作ってしまいます。(血管新生)
 
これによってガンは、十分な栄養を取り込み、さらに大きくなることができます。同時に、ガンの塊から分離したガン細胞、剥げ落ちたガン細胞が、この新生血管を通り道にして、体のあちこちに分散していきます。これが転移になります。
 
ただ、ガンが作る血管は通常の血管に比べて不完全で脆いという研究もあります。それゆえ、ガンが大きくなるのに欠かせない血管新生を抑えることができれば、ガンを兵糧攻めにしてガンを死滅させようという薬の開発もされています。ガンが自前の血管から栄養を補給できない場合、ガンの塊はせいぜい直径1~2mm程度しか成長できないそうです。また、血管が脆いためガンが大きくなると中心部まで血液が届かず、ガンの中心に近い内部は腐ってしまうケースも多いのです。

ガンの浸潤、播種

ガンは周囲に忍び込む
ガンが成長していくと、周辺の組織や臓器にも忍び込みます。ガンは原発巣(げんぱつそう=最初にできた場所)を覆っている基底膜(組織の境界線のようなもの)を、分解酵素という物質を出して壊してしまいます。そこからお隣さんに侵入し、広がっていくのが浸潤(しんじゅん)です。
  
また、近接する膜組織に散らばることを、播種(はしゅ)といいます。代表的なのが腹膜播種(ふくまくはしゅ)です。

ガンの再発と転移


ガンは離れたところにも散らばる
ガンの治療後、ガンが消え症状がなくなってから、再び同じ場所にガンが現れるのが再発(さいはつ)です。最初の治療で完全にガンがなくなり、さらにガンが発生する原因の改善ができれば、再発のリスクは低くなります。しかし、検査でも見つけられないごく小さなガンが残っていて、体力、免疫力が低下するようなこと、ガンを育ててしまう要因が除かれなければ、再びガンとして現れてきます。
 
一方、ガンは血管やリンパ管に入り込んで、離れた臓器、組織、器官に移動し、新たな病巣をつくります。また、手術の際にも原発巣から離れたほかの部位に運ばれることもあり、これらを転移(てんい)と呼びます。ガンによって転移をおこしやすい部位があります。たとえば、胃ガンなら胃の周囲のリンパ節、肝臓。大腸ガンは肝臓に、肝臓ガンは肺に、肺ガンは脳に、それぞれ転移しやすい。

血管やリンパ管に侵入したガンは、標的に到達するとその脈管内に着く(着床=ちゃくしょう)。このとき抗体やマクロファージといった免疫細胞の攻撃を受け死んでいくガンもありますが、生き残ったものは脈管外に出て転移巣(てんいそう)を形成します。

転移というと、ガンがどんどん悪化して勢力を拡大するように考えられていますが、「転移はガンが治るサイン」と主張する専門家もいます。転移をおこす原因には、ガン細胞同士の連結力が低下することもあるようです。「免疫革命」で一躍有名になった新潟大学医学部教授の安保徹教授は、「転移は、原発巣がリンパ球によって攻撃されて悲鳴をあげ、生き延びるためにちらばっている状態なのです」と言っています。

とはいうものの実際、再発ガン、転移ガンは一筋縄ではいかない厄介者が多いので、心の持ち方、知恵、複数の克服法を必要とします。当サイトの「困った時の様々なガン療法」や「再発・転移・進行・末期のガン対策」をご参照ください。



ガン細胞 エスケープ現象

免疫細胞の攻撃から巧妙に逃れる
細胞というのは、その中身の情報を細胞表面(細胞膜)に表すという特性を持っています。遺伝子情報(体をつくり機能させる設計図)によって細胞内にどのようなタンパクが生成されたかを、いわば看板を掲げて合図するのです。

これは原則、正常細胞もガン細胞も同じです。ガン細胞は遺伝子が変異しているので、正常細胞とは異なる看板(タンパク)が発現します。このタンパクを免疫細胞のセンサーは察知して、異物と認識し攻撃排除を仕掛けます。ガンの細胞膜に穴を開けて、殲滅します。CTL(細胞障害性T細胞)などは、直接ガン細胞の表面に触れて見分ける能力を持っています。

ところが敵もさる者・・・ガン細胞は免疫細胞の攻撃から逃れるための巧妙なめくらましの術を備えています。これは「ガン細胞の免疫エスケープ現象」と呼ばれています。どんな隠れ蓑を使うかというと・・・

▼めくらまし物質を出して、表面の看板をなくしツルツルにしちゃう
→免疫細胞のセンサーをかいくぐる。見分けがつかなかった免疫細胞は通り過ぎてしまう。

▼サプレッサーT細胞を呼び寄せる
→免疫細胞の一種であるサプレッサーT細胞は、免疫が暴走しないようにブレーキ役となって調整する。免疫が働きすぎても弊害を起こす(アレルギーなど)ので、制御する。ガンの場合はかなりの免疫活動を要求されるので制御する必要はないが、ガン細胞があたかも被害者のように振舞うのか、騙されて制御してしまう。

このようにガン細胞はエスケープ現象を使って、生き延びようとするのです。
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頭・顔・のどのガン










脳腫瘍

脳にできるガン
脳腫瘍には原発性と転移性がある。

【脳腫瘍の分類】

原発性の脳腫瘍は次のように分類される。

1.神経膠腫(しんけいこうしゅ)=グリオーマ
・星細胞腫(せいさいぼうしゅ)
・悪性星細胞腫(あくせいせいさいぼうしゅ)
・膠芽腫(こうがしゅ)
・髄芽腫(ずいがしゅ)
・その他

2.髄膜腫(ずいまくしゅ)

3.下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)

4.神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)

5.先天性腫瘍:頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)など

6.その他

原発性の脳腫瘍から他の臓器へ転移することはほぼありません。これに対し、他の臓器のガンが脳に転移する(転移性脳腫瘍)ケースはよく見られます。特に肺ガン、乳ガンは脳に転移しやすいガンである。

転移性脳腫瘍は、脳の複数の場所にガンが認められる特徴があります。また、ガン細胞が脳脊髄液(のうせきずいえき)のなかで増殖することもある。

腫瘍が発生する部位、病状、経過、予後は様々である。原因、危険因子もはっきりしていない。

【脳腫瘍の症状】

腫瘍が直接圧迫することでおこる「局所症状」と、頭蓋内の圧が高まっておこる「頭蓋内圧亢進症状(ずがいないあつこうしんしょうじょう)」があります。腫瘍の存在する場所によって、症状はちがってきます。一般には、頭痛(慢性的でだんだん強くなる)、嘔吐、歩き方や話し方が異常になる、などが目安になる。進行すると、視覚、聴覚、精神に影響し、痴呆と間違えられることもある。

【脳腫瘍の治療】

・手術、放射線、化学療法を組み合わせる。
・ガンマナイフ:放射線(ガンマ線)のガン細胞への集中照射で手術のように切り取る。
・転移性脳腫瘍は放射線療法が主体になる。

甲状腺ガン


早期の甲状腺ガンの治癒率は高い
甲状腺ガンは、喉頭の下に位置した甲状腺および副甲状腺にできるガンである。甲状腺は、エネルギー代謝を調節する甲状腺ホルモンを分泌している。副甲状腺(上皮小体)は、甲状腺の四隅にあり、血液中のカルシウム濃度を調節する副甲状腺ホルモンを分泌します。
甲状腺ガンは、比較的たちの良いガンで、治療成績は良い。

【甲状腺ガンの危険が高い人】

甲状腺ガンの危険因子ははっきりしていない。放射線被ばく(放射線治療など)、家系(近親者に甲状腺ガンにかかった人がいる)などが考えられる。60歳以上の女性に多い。

【甲状腺ガンの症状】

早期の時点で、症状はほどんど現れない。甲状腺ガンの大きさが3~5cmになると、首の腫れやしこり(腫瘤=しゅりゅう)に気づく。甲状腺ガンが進行すると、声がれ(嗄声=させい)、嚥下困難、呼吸困難が生じる。

【甲状腺ガンの種類】

◆乳頭ガン
甲状腺ガンのうちの約90%は乳頭ガンである。さらに乳頭ガンの90%が、比較的おとなしい(進行してもゆっくり)高分化ガンである。残りの10%は再発、転移しやすい。

◆濾胞(ろほう)ガン
濾胞ガンは、甲状腺ガンのうち10%弱を占める。乳頭ガンととてもよく似ていて、手術前に判別するのは難しい。濾胞ガンも悪性度の低い高分化ガンである。

◆髄様(ずいよう)ガン
髄様ガンは、甲状腺ガンの1%程度である。遺伝性であり、多くは比較的おとなしい良性である。

◆未分化ガン
甲状腺ガンのうち2%ぐらいが、未分化ガンの発生頻度である。未分化ガンの発生経路は、
①甲状腺濾胞上皮細胞から直接発生する
②乳頭ガン、濾胞ガンから転化する
の二つである。

【甲状腺ガンの検査】

甲状腺ガンの発見のきっかけは、頸部の腫瘤(首に出るコブのような腫れ・しこり)である。本人や家族、第三者、医師(別の病気で診察時)などが気づくことから、本格的に甲状腺ガンを疑って検査することが多い。頸部の腫瘤に触れてみて、表面が凸凹していて、腫瘤が動きにくいようなら、甲状腺ガンの可能性が高い。
次に、血液検査、腫瘍マーカー検査、超音波検査、頸部X線検査、CT検査、細胞診などで確定する。

【甲状腺ガンの治療】

手術が基本である。早い病期の乳頭ガン、濾胞ガンなら、手術でほぼ100%治癒すると報告されている。他に、抗ガン剤療法、ホルモン療法、放射線療法がある。放射線療法には、甲状腺ガン独特の療法がある。放射線を出すヨウ素(ヨード)をガン細胞に吸収させ、内部から放射線を照射する方法である。



口腔ガン(舌、歯肉、口腔底など)



舌、歯肉、口腔底、口唇、頬粘膜、耳下腺、顎下腺、小唾液腺などにできるガン
口の中に発生する口腔ガンは、頭頸部ガンの中では咽頭ガンとともに多いガンである。ガンが発生する場所は、舌、歯肉が多く、他に、口腔底、口唇、頬粘膜、耳下腺、顎下腺、小唾液腺などである。
(口腔ガンを咽頭ガンに含んで分類することもある)

口腔ガンのほとんどは、粘膜表面の重層扁平上皮(じゅうそうへんぺいじょうひ)にできる。

【口腔ガンの危険因子】
・口腔内の不衛生
・喫煙
・飲酒
・歯や義歯が当たる慢性的な刺激(キズ)

【口腔ガンの症状】

●舌ガン
最も起こりやすい場所は、側面(辺縁部)、裏側、舌根。
症状としては、
・舌の色の変化(一部が赤くなる、白っぽく厚くなる)
・熱いものや冷たいものの飲食でしみる
・治りにくい口内炎や潰瘍
・飲食物の飲み込みがしにくい(嚥下不良)
・しこり
・しゃべりにくい(舌の運動障害)

●歯肉ガン
・歯肉の変色
・しこり、潰瘍
・歯がぐらつく、歯痛
・歯槽膿漏とまちがえやすい
ガンが進行すると出血しやすくなる。顎の骨に転移しやすい。ガンが骨や筋層に及ぶと、顎の運動がしにくくなる。

【口腔ガンの検査】
口腔ガンは直接目で見やすい部位なので視診で病状が把握しやすい。
病理検査(ガン組織を採取して顕微鏡で調べる)、超音波検査、CT検査、MRI検査などで深さ、周囲への広がりを確認する。

【口腔ガンの治療】

●舌ガン
・手術、放射線

●歯肉ガン
・手術、放射線、抗ガン剤、動注化学療法

咽頭ガン


悪性リンパ腫への移行もある咽頭ガン

口腔と隣接しているので、口腔・咽頭ガンと分類される場合が多い。飲食物、空気の通過、味覚、しゃべる、という機能に不可欠な器官である。咽頭ガンは、上咽頭ガン、中咽頭ガン、下咽頭ガンに分けられる。咽頭ガンは、喫煙と飲酒によって発生するリスクが高くなる。また、上咽頭ガンに関しては、ウイルスの一種(EBウイルス)が原因として考えられている。

【咽頭ガンの症状】

●上咽頭ガン
首の腫れ(リンパ節)、鼻づまり、鼻血、血液の混じる鼻水、耳の痛み、耳の閉塞感、難聴(片側)、ものが二重に見える。
遠隔転移のリスクが高い。主な転移先は肝臓、肺、骨。頸部リンパ節に転移しやすい。

●中咽頭ガン
咽頭の違和感、飲食物がしみる、首の腫れ(リンパ節転移による)、痛み・出血。
周囲にリンパ節が多くリンパ転移しやすい。また悪性リンパ腫の多発部位でもある。

●下咽頭ガン
飲み込む時の異物感、耳の痛み、首のしこり、声がかすれる
食道ガンが併発する(30%くらい)
下咽頭ガンは、ガンがかなり大きくならないと症状がでない。

【咽頭ガンの検査】
視診(肉眼で直接見る。見にくい部位は内視鏡を使う)、触診(指で直接触れる)、病理検査(組織を採取して調べる)、CT検査、MRI検査、超音波検査など。

【咽頭ガンの病期】
●上咽頭ガン
I期:ガンが上咽頭にとどまっている。

II期:ガンが中咽頭や鼻腔などの隣の部位に拡がっているがリンパ節転移がない場合。
咽頭側方への拡がりがあるか鎖骨上のリンパ節以外の片側のリンパ節転移がある場合。
ガンが上咽頭にとどまっていてもガンと同じ側の6cm以下の頸部リンパ節転移がある、
あるいは咽頭側方から頭蓋底付近へのガンの浸潤がある場合。

III期:ガンが骨組織や副鼻腔に拡がっているか、両側の6cm以下の頸部リンパ節転移がある場合。

IV期:ガンがさらに広範に浸潤し、頭の中(頭蓋内)、脳神経、眼窩、下咽頭などへ拡がる、
頸部リンパ節転移が6cmを超えるか、転移が鎖骨上までおよぶ、遠隔転移ありの場合。

●中咽頭ガン
I期:ガンがT1の大きさで頸部リンパ節転移がない場合。

II期:ガンがT2の大きさで頸部リンパ節転移がない場合。

III期:ガンがT1またはT2の大きさで、同側の頸部に3cm以下のリンパ節転移が1個ある場合。
ガンがT3の大きさで頸部リンパ節転移がないか、あるいは同側の頸部に3cm以下のリンパ節転移が
1個ある場合。

IV期:ガンがT4の場合。
頸部リンパ節転移が2個以上認められる、あるいは3cmを超える大きさになる、
あるいは反対側の頸部に出現した場合。
遠隔転移がある場合。

*T分類=ガンの拡がり具合
T1:2cm以下 T2:2~4cm以下 T3:4cm以上 T4:周囲の筋、骨、喉頭などへ拡がった場合

●下咽頭ガン
I期:ガンが下咽頭の一箇所にとどまるか、その大きさが2cm以下であり、頸部リンパ節転移がない場合。

II期:ガンが下咽頭の一箇所にとどまらず隣の部位にまで拡がっているが、喉頭の中には及んでいないか、
ガンの大きさが2cm~4cm以下であり、頸部リンパ節転移がない場合。

III期:ガンが下咽頭の一箇所にとどまらず隣の部位に拡がっており、かつ喉頭の中に及んでいて、
声帯(声をだすところ)が動かないか、がんの大きさが4cmを超えるか、ガンと同じ側の
頸部リンパ節に 3cm以下の転移が1個ある場合。

IV期:ガンが下咽頭にとどまらず周辺(骨、軟骨、筋肉など)に拡がっているか、頸部リンパ節への転移が
6cm以上もしくは2個以上あったり、ガンと反対側の頸部に出てきた場合か、
遠隔転移(肺、骨など)がある場合。

【咽頭ガンの治療】

●上咽頭ガン
放射線療法が主体

●中咽頭ガン
放射線療法が主体だったが、手術の技術が進歩している。
抗ガン剤が選択されるケースもある。

●下咽頭ガン
手術が中心で、放射線、抗ガン剤を組み合わせる。




喉頭ガンは女性に比べ男性が10倍の罹患率
喉頭ガンは、頭頸部ガンの中でも多いガンである。喉頭は声門(声帯)上部、声門(声帯)、声門(声帯)下部に分けられる。声門(声帯)にできるガンがもっとも多い。喉頭ガンは50歳以上で、喫煙、飲酒、声の酷使などで発生しやすい。とくにブリンクマン指数1000以上(1日の喫煙本数に喫煙年数を掛ける《例》1日20本×50年=1000)の人に発生する危険が高い。

男性の喉頭ガンに罹る率と死亡率は女性の約10倍である。

【喉頭ガンの症状】
声のかすれ(嗄声=させい)が1ヶ月以上続く、のどの異物感、のどの痛みなど。
声門(声帯)下部のガンは症状が出にくい。
進行すると、声門が狭くなったり声帯の運動が悪くなることもあり、呼吸がゼーゼーしたり、スムーズにできなくなる。ガンが粘膜表面に出てくると出血し、血痰になったり、息が生臭い悪臭になる。

【喉頭ガンの検査】
視診(喉頭鏡、鼻から挿入するファイバースコープで直接観察する)、病理検査(組織を採取して調べる)、X線検査、超音波検査、CT検査、MRI検査など。

【喉頭ガンの病期】
I期:ガンが1亜部(喉頭とさらに小さい単位に分けたもの)に限られている場合。
*声門ガンの場合はさらにⅠa(ガンが片方の声帯とどまる)とⅠb(ガンが両方の声帯にある)に分けられる。

II期:喉頭内の隣接亜部位まで進展しているが、喉頭内にとどまっている場合で、
頸部リンパ節転移、遠隔転移ともない場合。

III期:声帯が全く動かなくなったり、3cm以下の頸部リンパ節転移を1個認めるが、遠隔転移はない場合。

IV期:ガンが喉頭を越えて咽頭や頸部に及ぶ、頸部リンパ節転移が多発する、あるいは転移リンパ節が
6cm以上となる、
またはガンと反対側の頸部リンパ節転移、遠隔転移がある場合。

 
【喉頭ガンの治療】
早期のガンには放射線療法、進行しているガンには手術(喉頭全摘術)が主になる。
喉頭部分切除、発声機能を残すための放射線化学療法(放射線+抗ガン剤)も選択される。

【喉頭全摘術(手術で喉頭を全部とってしまう)の影響】
●息を吹く、吸うことができない
首の付け根の「永久気管孔」をつけて空気の通り道を確保するため、咳や痰が出やすくなったり、吹く・吸うという動作ができなくなる。

●嗅覚障害
鼻から吸気できないので、匂いがわからない。

●声の喪失
声帯がなくなり自然な発声ができなくなる。発声訓練(食道発声法、パイプ式人工喉頭=タピア笛、電気人工喉頭、シャント法)によって会話ができるようにする。



鼻腔ガン、副鼻腔ガン




減少傾向にある鼻腔ガン、副鼻腔ガン
呼吸のための空気の出入り口(鼻腔)、および鼻腔の左右にある4つの副鼻腔(上顎洞=じょうがくどう、前頭洞=ぜんとうどう、篩骨洞=しこつどう、蝶形骨洞=ちょうけいこつどう)にできるガンである。なかでも上顎洞に好発する。40~60歳代。女性より男性に多い。

鼻腔・副鼻腔ガンの原因としては、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、ヒトパピローマウイルスの感染、クローム(金属)などが考えられているが、はっきりはしていない。鼻腔・副鼻腔ガンは減少傾向にあるが、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)が減っていることによるものと考えられる。

【鼻腔ガン、副鼻腔ガンの症状】

鼻づまり(鼻閉)、膿のような鼻水(慢性副鼻腔炎=蓄膿症とまちがえやすい)、鼻水に血が混じる(血性鼻漏)、悪臭(ガン細胞の壊死による)、頭痛・頭重などである。

さらに進行すると周辺部位を侵す。

《眼》
ガンが眼窩を侵すことによって、眼球が圧迫され、位置がずれる、突き出る、腫れる、動きにくい、物が二重に見える(複視)などの症状がでる。

《歯、口の中の上部(硬口蓋=こうこうがい)》
頬の腫れ・痛み、歯痛、歯肉・硬口蓋の腫れ。

《上咽頭=じょういんとう》
耳に接する部分なので、滲出性中耳炎、難聴。

《あご》
口を開けにくい(開口障害)、物を噛みにくい(咀嚼障害=そしゃくしょうがい)

《頭部(頭蓋)など》
激しい頭痛、顔面の知覚麻痺、三叉神経麻痺

【鼻腔ガン、副鼻腔ガンの検査】
病理検査(組織を採取して調べる)、CT検査、MRI検査など。

【鼻腔ガン、副鼻腔ガンの治療】
放射線、抗ガン剤、手術
*手術は顔貌の変化を伴うので、主治医、家族と納得するまで話し合って受けるのが望ましい。








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腫瘍細胞の集団からの離 脱










しっかりお話を伺ってください。このタイプは手術の後、
あるいは手術後の顕微鏡検査の後主治医からお話があるはずです。

このタイプの腫瘍は転移していることもありますが、
放射線療法や抗癌剤がよく効くと考えられています。
あくまで病理形態学の話ですので、その切片で間質の
浸潤がみられなかったからといって、悪性腫瘍ではないとは言えません。





境界悪性腫瘍という概念が確立しているのは、
卵巣癌など一部の腫瘍のみとのこと。卵巣腫瘍の中には良性でもない、
悪性とも言い切れない、その中間の型と考えられるものがあります。




なぜなら、別の切片では間質への浸潤をしてい
る可能性があるからです。したがって、境界悪性腫瘍は、
良性腫瘍と悪性腫瘍の中間に位置する病変と考えられています。






これを境界型悪性腫瘍といいます。境界悪性腫瘍
(きょうかいあくせいしゅよう)は、腫瘍細胞の集団からの離脱
や上皮細胞の重層化、豊富な核分裂像や核異型の増加といった、
悪性腫瘍と共通の病理形態学的な所見を呈していますものの、
間質への浸潤という、悪性腫瘍を悪性腫瘍たらしめる
重要な所見を持たない病変のことをいいます。






卵巣癌では、境界悪性しか示さない病型が存在します。
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ガンの転移











ガンの転移 



 がんは、遺伝子の異常で発生することが最近、わかってきました。


 しかし、最初にできたがん細胞は転移しません。より悪性な転移するがん細

 胞は、がんが大きくなるのに伴って起こる「進展」という過程を経て生じて

 きます。


 転移は、がん細胞が原発巣から遊離し、移動し、血管やリンパ管の中に入り

 転移先の臓器内でまた、外に出て移動し、増殖するという非常に複雑な過程

 を経て転移となります。


 そのため、がん細胞が転移するには、がん細胞同士が離れやすくなること、

 まわりの蛋白質を分解しながら活発に運動すること、途中で死ににくくなる

 ことや、転移抑制遺伝子が働かなくなるといった色々な変化の蓄積が必要に

 なります。


 このような複雑な過程を経るため、一部のがん細胞が転移するようになると

 言われています。



 浸潤 



 ガンが成長していきますと、周辺の組織や臓器にも忍び込みます。ガンは原

 発巣を覆っている基底膜(組織の境界線のようなもの)を、分解酵素という

 物質を出して壊してしまいます。そこからお隣さんに侵入し、広がっていく

 のを浸潤(しんじゅん)と言います。


 また、近接する膜組織に散らばることを、播種(はしゅ)といいます。代表

 的なのが腹膜播種(ふくまくはしゅ)です。


 なお、転移したての小さな転移巣は、どんな診断方法を用いても捉えられま

 せんし、当然、手術で取り去ることも不可能です。転移巣のガン細胞が増殖

 し、目に見える大きさまで数が増えた時に初めてガンの転移が診断できるの

 ですが、その時には既にガンの転移がいることになります(1グ

 ラムのガン組織で約10億個の細胞)。


 全身にばらまかれる可能性があるというガン転移の性質上、もし一個の転移

 巣が見つかれば、目に見えないレベルの転移巣は他の部位にも存在すると考

 えるべきであると言われています。
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肺癌治療におけるS-1の役割










有効な新規薬剤が次々と開発される現在、日本発の
エビデンスが望まれるが、残念ながら
国内第III相試験の数は少ない。






 こうした状況の中、日本で非小細胞肺癌(NSCLC)
に対するS-1の役割を検討したCATS試験
(Cisplatin And TS-1 TRIAL:TCOG0701)
の結果が今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2012)
で発表された。CATS試験は、胃癌の標準治療と
して広く用いられているS-1 +シスプラチン
(CDDP)併用療法をNSCLCで評価した初の第III相試験である。






カルボプラチン(CBDCA)との併用においては、
既にLETS試験(Lung Cancer Evaluation of TS-1 Study)で
その有用性が証明されており、
CATS試験の公表によりS-1とプラチナ製剤を併用した
2つの第III 相試験が揃ったこととなる。






 大阪市で開催された第10回日本臨床腫瘍学
会学術集会のランチョンセミナー「肺癌治療におけるTS-1の役割
―2つの国内第III相試験 LETS Study & CATS
 TRIALから―」(座長:日本医科大学大学院医学研究科
呼吸器内科分野教授・弦間昭彦氏、共催:大鵬薬品工業)では、



埼玉県立がんセンター呼吸器内科部長の酒井洋氏がCATS
試験とLETS試験の結果を踏まえ、NSCLC 治療における
今後のS-1の位置づけを解説した。



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がん検診










胃、肺、大腸がんの検診が「50歳以上」とされているの、
あまり若い年齢で検診しても、
そのがんにかかる可能性は低いですので、
費用や手間からすると検診によりそれほど大きな効果
を期待できないのではないか、ということです。




一般的にかかる可能性が高いがんについては、
発見率が比較的高く期待できる検診を受けると
いうことが必要だと思います。





最後に重要な点は、検診で
「精密検査が必要です」と言われたら、
必ず精密検査を受けるということです。
これをしない限り、検診を受けた意味はほとんどありません。




ただし、子宮頚がんや乳がんは若い年代で
増加していますので、若い年齢層で受けるの
が適切だと思われます。よって、年に1回、2年
に1回などのサイクルで受けていけばいいかと思います。





一方で、今時点で確実な有効性が証明されていない
、新しい検診方法に関しては、その検診を受けることに
より得られる利益と不利益のバランスを十分に考え
、受診する本人が、それを理解して受けることが必要
になると思す。胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頚が
んの検診は、すでに十分な有効性が確立されています。






なお、がんの進行度は、それほど早くはありません
。現在、そのあたりの検診法としては、
前立腺がんに対するPSA値の測定とか、
肺がんに対するヘリカルCTによる検診がそうだといわれています。





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大腸がんと食生活










その一方で、青の程良いな摂取や、
一定期間的な運動で、大腸がんの
発生を抑制することが認められています。
食生活の欧米化が、大腸がん増加の出発点
のものと言われています。



それが印に、菜食主義者や、
赤身ほし肉の摂取ボリュームのせいぜい
国号を有するや圏域では発生率がちん
け気立てにあります。また、
肥満やアルコホルの摂取も、
大腸がんの蓋然を上げるとされています。




これは、麒麟女性あぶら身による
独居室分裂促進作用や、両棲類性衝動
タンパクの加熱により生成される発がん
実質などによるものと本旨られています。



素因と予防大腸がんは、赤身人肉やハム
などの貯蔵なま肉の摂取耳かきの量
ほどの余りある雲上人がかかりやすいと
言われています。





遺伝という焼けボックイに火がつく、
生態系が勝因と言って「いいところ」でしょう。
その他にヴィタミンD、カルシウム、
葉酸などの摂取が大腸がんの「
トロイの木馬」を下げるという報告もあります。







いまどきのは、邦人も大腸がんが増えて
きていているらしいです。
米国などへ移住した邦人では、
米国人並みに大腸がんになっていることが発表されています。







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ポリープの良性と悪性










 ポリープの良性と悪性 

がんが1センチ曲角になるには9年歯
かかると言われてます。がんを引き起こす
直接の役割を果たすは、遺伝子にふる
傷がつくためです。では、ポリープとがんは、
どこが違うかと言いますと、
ポリープとがんができあがるメカニズムに喰違いがあります。




どちらも口火を切る皮膚が弱さ付くことが成因ですが、
濃度の高いリカー、塩の取りすぎ、暴飲暴食、
フラストレーションなどが母胎となると言われています。
しかし、「ポリープ」の時は、順調電池が増えていき刻目
を修復しますが、「がん」の時点は、発がん成分が規則正い
電池の遺伝子を傷つけることで、がん独居室が誕生します。





したがって、「ポリープ」のおりは、正しい独居室が
増えていき足元をきれいに修復すればろくわけですが、
治しすぎて盛り上がってしまうことがあります。
こうして盛り上がったものが「ポリープ」というわけです。
目次は常態の電池というわけです。





ところが、「がん」の事情は、劈頭の一個の
「がん」が増殖していって、盛り上がっていきます。
風体ではすぐにわから無縁のですが、
メッセージは「がん独居室」というわけです。



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三大成人病のガンは死亡要因1位










現代社会において、
日本人の死亡率第1位は
死亡原因の3割に当たるがんです。




がんとは悪性腫瘍のことで、
細胞分裂の異常が原因で悪性細胞
となり、段々と正常な細胞が壊されてゆき、
臓器にも影響を及ぼします。



こうすることで、がん細胞は栄養を吸収し、
体の機能を低下させて大きくなっていきます。



広く知られているがんには肺がん
、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がんなどがあります。


がんの発見は非常に難しく、
健康診断や人間ドッグでも発見できないことがあります。



中には、突然告知を受けた、という人もいるほどです。
早期発見できればいいのですが、
末期になるまで発見できず、判明した頃にはとき既に遅し
、ということもあります。



こういった事態に陥らないためには、
がん検診や早期発見、がん保険などのほかに、
生活習慣を改善させ持続することが重要です。


がんは、発見できない、治りにくい、お金がかかる、
3つの恐怖を兼ね備えています。
他の三大成人病も同じですが、
かかる前に予防することが大切なのです。

なので普段からキトサンの摂取でガンになりにくい 体調管理がぜひともオススメいたします!
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危険因子 癌










また、喫煙によってガンにならなくても、
心臓病や脳卒中による死亡率は何倍も
高いことになります。
発酵した食べものである漬け物や
肉の乾物、薫製が胃ガンを増やすことが知られています。



もし喫煙者が愛飲家のときは口腔ガンと食道ガン
の発生率が高くなります。がんの危険因子
喫煙タバコは発ガン物質です。




また、日本人に胃ガンが多いのは
焦げた魚を食べるせいだといわれています
紫外線紫外線が皮膚ガンを引き起こすと
言われています。放射線多量の放射線の
被曝はガンの危険性を増します。




全てのガンの3割はタバコと関係してる
という話もあります。喫煙は肺ガン以外にも、
口腔ガン、喉頭ガン、食道ガン、膵ガン、
膀胱ガンの原因となります。




産業・化学物質職場によっては
有害な物質を吸引または嚥下する
ことがあります。鉱山や汚れた空気中
の埃や、ビルの内装に使用される
アスベストは、慢性の肺の病気や
肺ガンを起こすことが知られています。




また、胃ガンや子宮頚ガンに関係している
ことも最近判明しています。酒は口腔ガン、
咽頭ガン、食道ガン、肝ガンに関係しています。




食事高カロリー食は乳ガン、
大腸ガン、子宮体ガン前立腺ガンと
関連しています。紫外線は、夏の間、
特に午前11時から午後2時までが
強いですので、その間は日光浴を避け
ましょう飲酒習慣性に毎日多くの酒を
飲むとガンの危険性が増します。




しかし、検診の必要があって行われる
レントゲン検査は、危険性が低いばかりか、
ガンや他の成人病の早期発見に必要です
ので恐れることはありません。揮発性物質
や洗浄剤、殺虫剤や除草剤など吸引・
嚥下する可能性の高いものも注意しなければなりません。




喫煙者の肺ガンの発生率は非喫煙者の
10倍です。また、肥満は前立腺ガン、
膵臓ガン、乳ガン、卵巣ガンの死亡率を高くします。





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大腸がんの診断方法










便の免疫学的潜血反応



血液に含まれるヘモグロビン
色素を検索する方法です。

二日間続けて検査をした場合進行
がんがあれば約80%のひとが陽性を示します。




ただし、陽性であっても、がんでない
場合の方が多いのがデメリットです
が手軽に検査できるので普及しています。


注腸造影検査


食事制限と下剤の処置で大腸
をきれいにして、肛門からバリウムと空気を




大腸全体に送り込んでレントゲン写真をとります。




キトサンばなー2.png


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飲酒とガン










タバコを吸わない人では飲酒量が増えても
食道がんのリスクは増加しないのに、
喫煙者ではお酒とタバコがリスクを
高め合う相乗効果があると言われています。
大腸癌はエタノール換算50gで1.4倍程度のリスクとなります。



乳癌では、欧米の疫学研究が一貫して関連
を支持していて、58,000以上の症例を含む53
の研究をまとめた解析では、エタノールで10g
(5%ビールなら250ml)増加する毎に7.1%リスク
が増加したとのこと。また、C型肝炎ウイルスの
キャリアが大量に飲酒をすると、肝臓の細胞が死滅
して肝硬変となり、肝臓がんが発生するリスクがより高くなります。




喫煙者では、口腔、いん頭やこう頭、食道がん
になる率が高いのですが、飲酒をする喫煙者では
、これらの傾向がさらに高くなってしまいます。
大腸癌はエタノール換算50gで1.4倍程度のリスクとなります。



乳癌では、欧米の疫学研究が一貫して関連を
支持していて、58,000以上の症例を含む53の
研究をまとめた解析では、エタノールで10g(5%ビール
なら250ml)増加する毎に7.1%リスクが増加したとのこと。
酒を飲む時に、タバコを吸う人が多くいます。





酒を飲む時に、タバコを吸う人が多くいます。
日本と欧米の疫学研究を比較すると、
日本人では欧米人よりも同じ飲酒量でも
大腸癌のリスク増加は若干多い傾向にあります。



昔から、「酒は百薬の長」とされてきましたが、
飲みすぎは、がんだけでなく、健康を害します。
また、C型肝炎ウイルスのキャリアが大量に飲酒をすると、
肝臓の細胞が死滅して肝硬変となり、
肝臓がんが発生するリスクがより高くなります。




飲酒が、がんになるリスクをどの程度、
高くするのかは、飲酒以外の要因により
かなり差があります。昔から、
「酒は百薬の長」とされてきましたが、
飲みすぎは、がんだけでなく、健康を害します。




タバコを吸わない人では飲酒量が増えて
も食道がんのリスクは増加しないのに、
喫煙者ではお酒とタバコがリスクを高め合う
相乗効果があると言われています。
アルコール自体に発がん作用があるというよりは、
むしろアルコールは主に発がん補助物質としてタバコ
の中の発がん物質の有害性を高めるものと考えられています。




大腸癌は頻度が多いので飲酒量を減らすこと
による予防効果は大きいと予想されます。
大腸癌は頻度が多いので飲酒量を減らすこと
による予防効果は大きいと予想されます。




日本と欧米の疫学研究を比較すると、
日本人では欧米人よりも同じ飲酒量でも
大腸癌のリスク増加は若干多い傾向
にあります。アルコール自体に発がん
作用があるというよりは、むしろアルコール
は主に発がん補助物質としてタバコの
中の発がん物質の有害性を高めるものと考えられています。




喫煙者では、口腔、いん頭やこう頭、
食道がんになる率が高いのですが、
飲酒をする喫煙者では、これらの傾向
がさらに高くなってしまいます。
【飲酒とガン】飲酒が、がんになるリスクを
どの程度、高くするのかは、
飲酒以外の要因によりかなり差があります。



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再発卵巣癌治療の最新知見










再発卵巣癌は従来、プラチナ製剤を含む
レジメンを投与後の再発までの期間
(無投薬期間:Treatment Free Interval[TFI]、
あるいはPlatinum Free Interval[PFI])別に
、プラチナ製剤不応性(platinum refractory)、
プラチナ製剤抵抗性(platinum resistance)、
プラチナ製剤感受性(platinum sensitive)と
3つのカテゴリーに分けられてきた。プラチナ
製剤抵抗性と感受性の閾値は、
再発までの期間6カ月に設定されていた。




 近年、プラチナ製剤部分感受性
(platinum partially sensitive)という新しい
概念が提唱され、4つ目のカテゴリーとして
定着しつつある。そして、細分化した感受性
の程度に応じた治療法の選択に注目が集まってきた。



 今年7月の第52回日本婦人科腫瘍学会学術講演会では
、「プラチナ感受性再発卵巣癌の化学療法」をテーマに、
スポンサードシンポジウム(座長:横浜市立大学附属病院化
学療法センター長:宮城悦子氏、川崎医科大学附属病院産婦人
科部長・教授:中村隆文氏、共催:日本イーライリリー株式会社)
が開催された。同シンポジウムでは、
埼玉医科大学国際医療センター婦人科腫瘍科診療科長
・教授の藤原恵一氏、
近畿大学医学部産科婦人科学教室准教授の渡部洋氏、
関西労災病院産婦人科部長の伊藤公彦氏が、
プラチナ製剤感受性再発卵巣癌を中心に、
最新治療とそのエビデンス、今後の展望について解説した。

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大腸がんの症状










大腸がんに特徴的症状はないようです。


誰も経験のある腹痛と同じようなところ
があるのでわかりづらい


血便、便が細くなる、残便感、腹痛、
下痢と便秘の繰り返しなどの排便の症
状が多い




 血便は、がんの中心が潰瘍となり出血がおきるためです。
痔と勘違いで見過ごすこともあります。


がんによる血便では肛門痛がなく、
暗赤色の血液が便に混じったり、黒い血
塊が出ることがあります。


肛門から離れた盲腸がんや上行結腸がん
では血便はあまりおこらなく、貧血
症状があらわれてわかることもあります。


腸の内腔が狭くなりおこる腹痛や
腹鳴、腹部膨満感や痛みを伴う
しこりが初期症状のこともあります。


なお、ある時には、嘔吐などの
がんによる腸閉塞症状で発見されたり、肺や
肝臓の腫瘤(しゅりゅう)として大腸がんの
転移が先に発見されることもあります。


こうした症状で発見されるがんは進行したものが多いようです。







結腸がんの症状


結腸がんの症状としては、
大腸の初めの部分でもあり奥深いところでもある
ので比較的症状が便に出にくいです。
また腸内径も広いので便通が悪くなるということもあまりおきません。




直腸がんの症状



直腸がんの症状は、強い便意と下痢

腫瘍が大きいと便が細くなったりも

実際は大便が出尽くしてるのにもかかわらず
残便感が残ります。







 大腸がんの初期症状のまとめ



 ・血便(便に付着する)

 ・下血(便器に広がるような鮮血)

 ・便が細くなる

 ・便が出にくい

 ・便意が残る・繁茂な便意

 ・慢性的な下痢・便秘または交互に繰り返す

 ・貧血

 ・吐き気

 ・微熱

 ・経験したことのない腹痛

 ・膨満感

 ・体重減少

 ・帯状疱疹

 ・腫瘤触知

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良性腫瘍










良性腫瘍とは病理学的に悪性所見
を持たない腫瘍のことです。
発生したとしても命に関わることのない
腫瘍のことです。


増えるスピードは遅く、無限に増殖し
て大きくなることはありません。
転移もしません。治療せずにほうっておいても
問題ないことが多いです。




病理学的特徴としては、
良性腫瘍細胞は自律的な増殖
をしますものの、自らどこまでも
自律的に増殖できる環境を作って
いく能力をもたずに、発生した場で
増殖するだけで、栄養血管の不足
などそれ以上の増殖を許さない環境
が生じた場合は増殖を停止します。


周囲の組織を圧排しながら増殖し、
肉眼的にも顕微鏡的にも、周囲との境界
が明瞭な膨脹性増殖を示しますが、
転移や浸潤傾向を示しません。
発生母地の組織とあまり変わらない
(=類器官的 organoid な)組織構造を示す。


ポリープなどは、われわれが
よく耳にする代表的なものです。








ポリープとは、粘膜や皮膚から発生しする、
球状、またはキノコ状に突出したイボのようなものです。

体の色々な場所に発生しますが、
主に「のど(声帯)」や「胆のう」、

「胃」、「十二指腸」、「小腸」、「大腸」、の内側の粘膜(食べ物が触
れる内側の表面)に発生します。ポリープが発生する理由は
不明。1つポリープが発生したり、多数のポリープが発生したりすることもあります。

また、無数に粘膜面にくっついてできることもあり、このポリープを

「ポリポージス」といいます。
ポリープには、ほうっておいても消失してしまうものもありますが、がん



 化、つまり癌(がん)になってしまうものもあります。

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胃がんの症状










胃がんそのものによる症状と、
胃がんに関連する胃炎などによる症状とがあ
りますが、その区別はなかなかむずかしいようです。
食欲不振、悪心・嘔吐、など誰でも年に1回や
2回ある症状ですからやっかいです。


胃がんで消化管の内腔が狭くなり、
食べたものの通過が悪くなり胃が重い感
じがしたり、それで食欲がなくなったり、吐いたりすることがあります。
また合併している胃炎や潰瘍のために悪心・嘔吐が起こることもあります。




また、がん一般でもよく言われる、
いわゆる「痩せる」ことと体がダルイこ
とが特徴になります。


よく食ベていても、がんに栄養を取られたり、
がんからの出血のために、痩せたり脱力感
に陥ることがあるということです。


さらに、吐血・下血することがあります。
がんの表面が崩れて出血するために
起こる症状ですが、胃炎などでも起きる
ことがあります。少量でも持続的に出血し
ていると貧血になります。

 

そして、臍の上や、時には腰が痛む場合
があります。がんに特有な症状では
ありませんが、多くの患者さんに認めら
れる症状の一つらしいです。

 

胃は、がんがかなり進行しても
全く症状がない場合も多くあるらしく、進行
したがんの症状は、痛みというより食事
が通らない、胃が重い、体重が減る、
食べ物がつかえるといったものです。
知らない間に貧血が進み、そのた
めに動悸や息切れが生じて
発見されることもあるとのことです。

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膵がんとは










膵臓は、胃・十二指腸・小腸・大腸・
肝臓・胆嚢・脾臓などに囲まれており
がんが発生しても見つけるのが難しいガンです。


また、早い段階では特徴的な症状もありません。
このため、早期で見つかる ということはほとんどありません。




膵臓の働きは、腺房細胞で産生され膵管に
集められ十二指腸に分泌されて食べ物の
消化吸収に作用する消化酵素を産生する働き
(外分泌作用)と血糖調節に働くインスリン
やグルカゴンなどのホルモンを産生する働き
(内分泌作用)に分けられます。




膵がんの発生頻度は、増加の傾向にあります。
膵がんは、1)男性に多い、2)環境因子が重要、
3)60歳以上で急増する、
4)遺伝的な要素は少ない、5)特定の職業、
食事、嗜好品(タバコなど)などが危険因子
としてあげられています。





また、慢性膵炎・膵石症、糖尿病、急性膵炎
の既往のある方は膵がんの高危険群
と考えて、定期的な検査を受けられた
ほうがよいと思われます。






最後に、症状ですが
特に早期の膵がんに特徴的
な症状はありません。


病院へ来られた理由としては、
最も多いのは胃のあたりや背中が重苦しいなんと
なくお腹の調子がよくないとか、
食欲がないなどという漠然としたものです。




この他に、体重の減少などもよくおこります。
このような症状は膵がんでなくてもいろいろな
理由でおこります。膵がんに関連のあるものとして、
身体や白目が黄色くなる黄疸があります。
この時は、身体がかゆくなったり、尿の色が濃く
なったりもします。黄疸は、膵臓の頭部にがんができて、胆管が
つまってしまった時におこるのですが、
胆石や肝炎などが原因の時もあります。




その他、膵がんができると、
糖尿病を発症したり血糖のコントロールが急に 
悪くなったりすることがあります。

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大腸がんとは











大腸がんは、日本人に増加傾向
が著しいがんの一つです。
大腸がんによる死亡は、男性では肺がん、
肝臓がんに次いで3番目、女性で
は1番目に多くなると言われています。




男性も女性もほぼ同じぐらい
大腸がんにかかります。60歳代
がピークで70歳代、50歳代と続きます。


大腸がんの発生には、遺伝的因子よりも
環境的因子のほうが大きいと言われています。




動物性脂肪やタンパク質の
とり過ぎが原因ではないかといわれています。
しかし、わずかですが、大腸がんは遺伝的に
発症する可能性があります。



 大腸がんにかかりやすい危険因子としては、


 1)大腸ポリープになったことがある

 2)血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる

 3)長い間潰瘍性大腸炎にかかっている

 4)治りにくい痔瘻(じろう)などの因子が指摘されています。


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非小細胞肺癌(NSCLC)










非小細胞肺癌(NSCLC)に対する維持療法には、
switch maintenanceとcontinuation maintenanceがあります。
非扁平上皮NSCLC患者に対象を絞り、


ペメトレキセドによるcontinuation maintenanceの有用性を検討した
PARAMOUNT 試験では、主要評価項目である無増悪生存期間
(PFS)が有意に改善したことが昨年のASCOで報告され、
全生存期間(OS)の結果が待たれていました。

PARAMOUNT 試験は国際的な多施設共同のフェーズ3 試験です。対象は、治療歴がなく、PSが0 
または1、病期がIIIB 期またはIV 期の非扁平上皮 NSCLC 患者とされました。導入療法では21 日を
1サイクルとして、ペメトレキセド500mg/m2
とシスプラチン75mg/m2
を1 日目に投与し、4サイ
クル施行しました(図 1)。導入療法で完全奏効(CR)、
部分奏効(PR)、安定状態(SD)のいずれか
が得られ、PSが0または1の患者 539 人を、
ランダム化して21 日毎にペメトレキセド500mg/m2
の、投与とBSCを行う群(ペメトレキセド群、359 人)と、
プラセボの投与とBSCを行う群(プラセボ群
。180 人)に割付け、進行(PD)するまで治療を継続しました





ペメトレキセド群とプラセボ群の患者背景は同様で、
年齢中央値はそれぞれ61 歳と62 歳、IV 期 
の患者の割合は91%と90%でした。導入療法で
CRまたはPRが得られた患者は、ペメトレキセド群
。44%、プラセボ群 42%、SDが得られた患者は







今回のASCOでは、このPARAMOUNT試験の最終的な
OSが発表されました。また、ECOG PS 2(以下、PS2)の患者
のを対象として、ファーストラインとしてペメトレキセド単剤
とカルボプラチンとペメトレキセドの併用療法を比較したフェーズ
3試験の結果も発表され、注目を集めました。


対するハザード比は 
0.62(95%信頼区間:0.49-0.79)となり、有意な改善が認められました(p < 0.0001)。維持療
。法へのランダム化からの PFS 中央値は、ペメトレキセド群 4.1 カ月、プラセボ群 2.8 カ月でした
。EQ-5Dを用いて評価した健康関連 QOLは、両群で差はありませんでした
昨年の第 16 回欧州癌学会 / 第 36 回欧州臨床腫瘍学会(EMCC2011)では、70 歳以上の患者にお 
%いても、ペメトレキセドによる維持療法で進行のリスクが有意に低下し、ハザード比は0.35(95
信頼区間:0.20-0.63)となりました(p = 0.00041)。ただし、貧血や血小板減少などのグレード3
以上の有害事象の発現率は、70 歳未満の患者の7%に対し、70 歳以上の患者では21%と高くなっ
。ています
OSも有意に改善、大きなエビデンスに
今回のASCOでは、最終的なOSの結果が明らかになりました。維持療法へのランダム化からのOS 
中央値は、ペメトレキセド群 13.9カ月、プラセボ群 11.0カ月となりました(図 2)。ハザード比は
0.78(95%信頼区間:0.64-0.96)で、ペメトレキセドのcontinuation maintenanceによる有意な
。(改善が認められました(p = 0.0195
(L. Paz-Ares, et al., ASCO2012 Abstract LBA7507)
全例に葉酸、ビタミン B12 を投与
導入療法
(21日毎に4サイクル)
維持療法
(continuation maintenance、21日毎にPDまで)
全身化学療法の治療歴なし・
ECOG PS0/1・
IIIB-IV期の・
非扁平上皮NSCLC 
ペメトレキセド
500mg/㎡

シスプラチン
75mg/㎡
ペメトレキセド
500mg/㎡

BSC
プラセボ

BSC
CR/PR/SD
(RECIST基準による)
層別化
(ECOG PS(0 vs 1・
(導入療法開始時の病期(IIIB vs IV・
(導入療法の効果(CR/PR vs SD・
2対1に
ランダム化



回発表された OS についてのハザード比は CR または
PR だった患者で 0.81(95%信頼区間 
0.59-1.11)、SDだった患者で0.76(95%信頼区間:0.57-1.01)となり、
CRまたはPRと同様、SD。だった患者でも良好でした
、サ ブ グ ル ー プ 解 析 は 傾 向 を み る 手 段 と し て
は 有 用 で す が、断 定 は で き ま せ ん。
し か し 




PARAMOUNT 試験では、
導入療法の効果や年齢などに関わらず、
維持療法で結果が良かったということになると思います



また最終的なOSが得られた時点において、維持療法
へのランダム化からのPFSが再評価され、ハ 
-ザード比は前回発表された 0.62(95%信頼区間:0.49-0.79)から、
0.60(95%信頼区間:0.50
。0.73)に変更されました



PARAMOUNT 試験には、過去の維持療法の臨床試験と
共通する課題もあります。主要評価項目 
がOSではなく、PFSである点です。主要評価項目である
PFSで良好な結果が得られたら副次的評価
項目であるOSも評価することになっています。しかし、
PFSが延長しても、




OSが維持療法を行わなかった患者さんと同じであれば、
維持療法の分だけ患者さんの
負担が増えてしまいます。維持療法。
の臨床試験でも主要項目をOSに設定し、
最初からOSで差が得られるようなデザインが望まれます




しかし、実際にはそのような試験はありませんから、副次的評価項目とはいえ、PARAMOUNT 試験


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急性骨髄性白血病










白血病は、白血球が悪性腫瘍(がん)化して
白血病細胞となり、血液または骨髄の中で
増殖する病気です。


骨髄とは、骨の中心部にある血液
を造る場所のことで、白血病は経過、
または検査で、急性白血病と慢性白血病に
分類されます。

急性白血病は、白血病細胞の種類により、
さらに急性骨髄性白血病(急性非
リンパ性白血病)と急性リンパ性白血病に別れます。
日本での急性白血病の


発症頻度は人口10万人あたり約6人で、
成人では骨髄性白血病が80%以上を
占めます。


白血病の原因はまだわかっていませんが、
血液細胞の遺伝子レベルでの異常
が原因となっているとされています。
ある種の先天性の免疫不全症や、染色体
(遺伝子)異常を伴う先天性疾患でも白血病が
発生しやすいといわれています。


また、放射線・抗がん剤なども白血病の
原因の可能性があるといわれており
これらの治療を受けた後に発症した白血病を
二次性白血病と呼びます。



しかし、多くの場合は原因が不明ですので、
効果的な予防法もまだ、わかっ
ていません。




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非小細胞肺癌










小細胞肺癌(NSCLC)に対し、ペメトレキセドとプラチナ
製剤の併用療法、およびペメトレキセドによる維持療法は
、海外での臨床試験でその有用性が検証されています。
しかし、日本における明確なエビデンスは、これまでありませんでした。


 今回、非扁平上皮NSCLCを対象に国内で実施された
JACAL(Japanese Alimta and Carboplatin followed by Alimta)
試験の18カ月フォローアップで、ペメトレキセドとカルボプラチン併用
による導入療法の後にペメトレキセドの維持療法を行うことで、
無増悪生存期間(PFS)中央値5.6カ月、全生存期間(OS)中央値
が20カ月を超えるという、良好な成績が得られることが明らかになりました。


 本試験の結果の全体をみると、ペメトレキセドとカルボプラチンの併用療法は、日本においても標準治療の1つと考えることができます。

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大腸がん










大腸がんは、その発生する部位
によって直腸がんと結腸がんに分かれます。

近年、食習慣の欧米化で、
増えているがんです。

 
大腸がんの増加の原因としては、
日本人の食生活の欧米化、つまり動物性脂
肪の摂取量の増加と食物繊維の
減少があげられています。


大腸がんは、胃がん、肺がん
肝がんに次いで4位です。
また、罹患率では胃に次いで2位
で他のがんに比べれば治癒しやすいがんと
言えるようです。


早期に発見できれば、
かなり予後のよいガンであるわけです。


大腸がんの発生には遺伝的因子
より環境的因子の比重が大きいと考えられて
います。

食生活の欧米化つまり動物性脂肪
や蛋白質の摂取量増加が日本における大腸
がんの増加の原因ではないかと言われています。



しかし、遺伝的素因もその発症には
関係しており大腸がんにかかりやすい高
危険群として家族の中に大腸がんにかかった人がいることがあげられていま
す。


その他にも、過去に大腸ポリープが
できたことがあることや、10年以上潰瘍
性大腸炎にかかっているとか、痔瘻
が何年も続いていることも関係している
と言われています。

ポリープとは、粘膜や皮膚から発生しする、
球状、またはキノコ状に突出し
たイボのようなものです。

体の色々な場所に発生しますが、
主に「のど(声帯)」や「胆のう」、



「胃」、「十二指腸」、「小腸」、「大腸」、
の内側の粘膜(食べ物が触

れる内側の表面)に発生します。
ポリープが発生する理由は不明。
1つポリープが発生したり、多数のポリー
プが発生したりすることもあります。


また、無数に粘膜面にくっつい
てできることもあり、このポリープを
「ポリポージス」といいます。


ポリープには、ほうっておいても
消失してしまうものもありますが、がん
化、つまり癌(がん)になってしまうものもあります。



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Luminal type 乳癌に対する術前療法の最新動向










乳癌は遺伝子発現解析によって4つのサブタイプ
に分類される。その中でLuminal type乳癌に
対する術前療法としては、化学療法のエビデンス
が多く示されているが、ホルモン感受性乳癌にお
いては術前ホルモン療法による腫瘍縮小効果
や乳房温存率の向上が報告されている。




しかし増殖活性が低いLuminal Aでも再発リスク
が高い患者がいるなど、Luminal type乳癌は
heterogeneityが高いことも明らかになりつつある。
そのため、ホルモン療法だけでよいのか、
化学療法を併用する場合の指標には何を用いる
のかなど、不明な点はまだ多い。




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原因 がん について











 どうして、ある人がガンになって、
他の人がならないのかという、
いわばガンの原因は完全には解明
されていないようですが、次のことは
分かっています。




ガンは外傷によって引き起こされる
ことはありえません。ガンは、
他の人に感染することはありません。






そこで、環境や生活習慣がガンと
関連性を持っていることはよく知られています。




またガンは中年以降、
特に高齢者に多いこともよく知られています。
いろいろなガン関連物質も判明しています。




ガン関連物質は発ガン物質(イニシエイター)と
ガン促進物質(プロモー ター)の2つがあります。





発ガン物質(イニシエイター):正常細胞に障害
をおこし、ガン細胞に変化させます。
ガン促進物質(プロモーター):発ガン物質
によって変化した細胞の増殖を促進します。


 


さらにガンの危険因子を数多く報告され
ています。全てのガンの8割が、食事、
飲酒、喫煙、環境、職場に関連しています。
他の避けられない因子として、遺伝があります。






いずれにしても、ガンは、
上記の因子が複雑にからみあって
発生するものと考えられています。





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